トピック
視覚障害者のためのパソコンテキスト
糖尿病専門医が、視覚障害者のためにパソコンのテキストブックを作りました。
編著者である山田幸男先生は、新潟県信楽園病院の糖尿病専門医で、 糖尿病合併症やその他の原因で中途視覚障害を負った患者さんのために、 病院に働きかけ院内に中途視覚障害者リハビリテーション外来を設立し、 歩行をはじめとした生活訓練を行う一方、視覚に障害があるからこそ必要だという思いから、 パソコン教室を開きました。
パソコンを一から覚えるのは、障害があろうがなかろうが大変なことです。 ましてや、視覚に障害がある場合、マウスを使うことが出来ないので、スクリーンリーダー と呼ばれる音声ソフトをインストールし、その音声を頼りにキーボードで操作をしていきます。 そのため、操作に慣れるまでの間、しっかりとしたサポートが必要になってくるのです。
そこで山田先生は、一人でも多くの視覚障害者にパソコンが使えることの便利さを知ってもらうとともに、 ご家族を含め一人でも多くの人に視覚障害者にとってパソコンがいかに必要な生活道具かを知ってもらい、 そのサポートをしてもらえたらということから、本を出版されました。 PC-TalkerXPをはじめ6種類のソフトの体験版(60日間)CDがついていますので、試しながら学んでいくことが可能です。
スクリーンリーダーは視覚障害者のための音声ソフトですが、音で入力を確認できることから、 実は視覚障害者だけではなく、高齢者やパソコン初心者にもとても便利に使えますし、 文書やデータの入力確認などにも使えることから、企業、SOHO、テレワーク関係者の方にもお勧めですし、 モバイルPCのユーザーには、キーボードだけで操作できるスキルはとても便利なはずです。 この機会に1冊お手元にいかがでしょう。
視覚障害者の初めてのパソコン教室 〜音声パソコンで広がるコミュニケーション〜 編著 山田幸男(信楽園病院中途視覚障害リハビリテーション外来) 協力 新潟県中途視覚障害者のリハビリテーションを推進する会 定価 2,800円(税別) ISBN:4-8404-1471-8 URL:http://www.fsinet.or.jp/~aisuisin/ 問い合わせ:aisuisin@fsinet.or.jp