P-Wingインタビュー

第1回 プロジェクトウイング代表 奥田奈菜子さん

プロジェクトウイングを立ち上げたきっかけを教えて下さい。

2年半前に、突然の怪我で母が車椅子の生活になりました。昨日まで飛び回っていた人が、次の日には下半身の感覚を失い、以降介護と車椅子が無ければ生活できない障害者になってしまった訳です。 それまでの私は、障害者とはまったく無縁の生活をしていました。身近に障害者と呼ばれる人はいませんでしたし、街中を歩いていても滅多にその存在を確認することはありません。母の怪我がキッカケで、いきなり障害者が自分のテリトリーの中の、しかも非常に大きな存在になったのです。 それまでパソコンのインストラクターをしていた私は、自分の出来ることで障害者のリハビリに関わることはできないかと考えるようになりました。 不思議なもので、そう考え始めたら偶然障害者のパソコンサポートボランティア(パソボラ)をやっている人と知り合い、気が付いたら自分が地域でパソボラを始めていました。 さらに、さまざまな障害者と知り合うにつれて、障害者の抱えている問題、特に就業の問題などに行き当たりました。 パソボラ立ち上げのキッカケは、リハビリの一環でしたが、もっと枠を広げてパソコンサポート、ICTサポートをすることで就業支援が出来ないか、それが、プロジェクトウイングを立ち上げた大きなキッカケだったと思います。

設立にあたって苦労されたことは何ですか?

やはり、人ですね。 どんなにやりたいことがあっても、一人では思っていることの10分の一も出来ません。 でも、これも不思議ですが、信念にも近い思いをもっていると、有り難い事に思いを一つにしてくれる仲間とめぐり合うことが出来たんです。 中には、うまくつながれずトラブルになったということもありましたが、総じて苦労という事はなかったように思います。書類作りで大変な思いはしましたが・・・。

プロジェクトウイングの事業の特徴は?

活動目的の一つが障害者の就業支援ですが、雇用支援ではなく、障害のあるなしに関わらずパートナーとして事業を展開できる、そういう場作りをしています。その「場」の一つがロハス(LOHAS)事業、もう一つがウェブアクセシビリティー促進事業です。

メンバーにはどんな方がいるのですか?

パソコンインストラクター、Webクリエーター、データベース検索スペシャリスト、パソコンショップ経営者、管理栄養士、商社マン、主婦、などなど多種多彩なメンバーです。 メンバーの中には、障害者もいます。でも、その障害は何の支障ももたらしていませんし、むしろプロジェクトウイングの戦力の要です。

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