2008年10月14日
エルメラコーヒー事業 1周年
昨年の10月から本格的に始動したエルメラコーヒー事業が、1歳になりました。
エルメラコーヒー事業というのは、NPO法人プロジェクトウイングが、精神障害者就業機会創出を目的に、精神障害者通所授産施設と協働で始めたコーヒー事業で、フェアトレードで輸入された東ティモールのコーヒーを仕入れ、地域のロースターにそれはおいしく焙煎をしてもらい、授産施設内でパッケージをして販売するという事業です。
エルメラコーヒー
精神障害は、その障害の特性により、一般就労がなかなか難しい障害です。
うつ、そううつ、パニック障害、不安神経症・・・・・。
頑張りすぎると、プツッと糸が切れたように動けなくなってしまうことがあります。
それは、病気が原因なのに、必要以上に自分を責めてしまったりします。
そうすると、更に動けなくなってしまう・・・・・悪循環です。
そんな彼らが、安心して働ける『場』を作りたいと思い、このコーヒー事業を思いつきました。
はじめは、精神障害者の仕事作りとして、そのことを中心に活動していましたが、フェアトレードコーヒーを扱うこの事業を進めていくうちに、コーヒー生産者のことをいろいろと知ることになり、更に、途上国の現状を知ることにもなりました。
途上国は、今、『貧しさ』にあえいでいます。
でも、そこに住む人々は、何も出来ない可哀相な人たちではありません。
働く機会さえあれば、自分たちの足で立って歩いていく事のできる人たちです。
彼らのために道を作ってあげて、おぶってその道を歩いてあげることは、決して彼らのためにはなりません。
必要なのは、歩ける道を作る手伝いをしながら、立ち方、歩き方を教えて支援していく事。
自力で動けるようになることが、大切なのです。
そして、障害者についても同じことが言えます。
期せずして、このコーヒー事業は、精神障害者とコーヒー生産者の応援事業になりました。
おまけに、応援することで、安全で安心な飛び切りおいしいコーヒーが飲めるという特典付きです。
まだ1歳になったばかりなので、自力で立って歩くのはもう少し先の話ですが、着実にその力は付いてきています。
投稿者 nanamito : 21時26分 -
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