2006年8月25日
Google Accessible Search
8月19日、Web検索でおなじみのGoogleは、Google LabsからAccessible Searchを公開した。
従来のページランクによる検索ではなく、そのウェブサイトのマークアップをチェックしてアクセシブルかどうかを判断し、ランク付けしていくという検索方法になっている。
URL:http://labs.google.com/accessible/
ここにははっきりと"Accessible Search for the Visually Impaired"つまり視覚障害者のためのアクセシブル検索と、明記されている。
Google Labsというのは、Googleが考え出し作り出した新しい技術を公開するページで、technology playgroundと称されている。ここから編み出される技術は、フィードバックを求めることで進化していく。決してとどまることなく、好奇心の赴くままに改良が加えられているようだ。
Accessible Search FAQで、「なぜこのようなサービスを提供するのか?」の問いに、「アクセシブルサーチは、世界中の情報を集約しアクセスしやすいものにしようというGoogleの理念にとって、ごく自然で且つ重要な拡張サービスといえます。
Googleのアクセシブルサーチは、視覚に障害を持つ方々が、欲しいと思っているまた役に立つ情報に迅速に辿りつけるよう設計されています。
これまで、視覚に障害を持ったGoogleユーザーは、欲しい情報を探すために、アクセスしにくいウェブサイトを、苦労しながら回らなければなりませんでした。
私たちGoogleのゴールは、こういった視覚障害を持たれた方たちが、もっと有用でアクセスしやすいウェブ検索を提供することだと考えています。」というような答えを載せている。
当たり前といっては、これほど当たり前の回答はないのだが、Googleが表明するとなると、当たり前さに箔がつく思いがする。
ウェブアクセシビリティーの話をすると、クライアントは決まって同じ言葉を口にする。「一体何人の視覚障害者が、パソコンを使ってアクセスしてくるものなのか?」と・・・。
何人と答えれば、彼らは納得するのだろうか?
反社会的、反道義的な発言だといってしまえばそれまでだが、要は、ウェブを利用することの本来の意味、可能性を理解していない証でもある。
アクセシビリティーを語る以前に、問題が山積している。
e-Japan、u-Japnn構想を戦略として進めたいのであれば、国はもう一度原点にたちかえって、IT(またはICT)の啓蒙を行うべきではないだろうか。
Googleはアクセシビリティーエンジニアやテスターを募集している。同社の最先端技術にアクセシビリティーを反映させる意図を表明しているわけだ。
どうする日本!?
投稿者 nanamito : 16時55分 アクセシビリティー
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